ヨッシーのメモ帳

日々の生活での出来事を書いたり、趣味について考えたことを書いたり(の予定)。

久しぶりの旅行

ついに今年も大みそかになってしまいました。時が経つのは早いものです・・って、こんな感想が浮かぶということは、今年は充実した一年にできていなかったという事なのかもしれない・・?

 

この一年は、仕事面と生活面の両方ではっきり進歩したことはあったものの、あいにく強い気持ちが思うように湧いてこなくて、まあまあ進歩できただけで満足していた部分がありました。今振り返ると、もっと力を注いで飛躍したかったなあとも思いますが・・、でも一方で、ここ5年のうちで一番良い年にできた実感はあります。物事に取り組む心構えが全体的にだんだん良くなってきたのが大きかった。今の調子で進めば、来年は今年よりもっと実りある一年にできそうな気がします。

 

久しぶりの旅行

旅行は昔からほとんど行くことがなかったので、コロナ禍が始まって県外との移動が制限されるようになっても自分は大して辛い気持ちになる事はなかったのですが、いつか旅行したいという思いは常に持っていて、このコロナが終息した後に遠い所、たとえば関東まで遊びに行きたいとは思っていました。

 

しかし、福岡市の「かしいかえん」という遊園地が12月30日に閉園するという情報を10月にたまたま知りました。福岡市は今の宮崎市に来る前に住んでいた第一の転勤地ですが、去年の2月~9月まで8か月間住んでたにもかかわらず、遊園地に疎い私は名前すらも知りませんでした。でも、かしいかえん香椎花園)は福岡市にあるただ一つの遊園地であり、名前の通り園内には色んな植物も植えられていること、65年の歴史を持っていて多くの福岡市民が思い出を持った場所であることなどを聞いて興味を持ち、ぜひ一度、閉園する前に現地を訪れてじっくり見ておきたいと思い立ちました。

 

ちなみに閉園になった理由は、ここ数十年で遊園地以外の娯楽も増えてきたり、少子化で子どもが少なくなってきたりした事でだんだんと来園客が減ってきて、さらにここ数年のコロナ禍で客足が大きく遠のいたことが要因だったとのことです。コロナが無かったら経営が厳しくても存続できてたかもしれないと思うと、県外に住む私ですが少し寂しい気持ちになりました。

 

金曜日の12月17日、この日は仕事日でしたが事前に有休を取って、朝の高速バスで宮崎駅からはるばる博多駅まで来ました。わざわざ有休を取ってまで平日に来た理由は、週末の遊園地はお客さんが多そうと想像し、人ごみは避けたかったためです。福岡を見たのは去年10月に宮崎に引っ越した時以来、1年2か月ぶりでしたが、博多駅周辺の光景は特に変わらず昔のままでした。

しかし、ふだん南国の宮崎に住んでいる私は、冬の福岡をあなどっていました。たまたまこの日は福岡で初雪が観測され、外で過ごしてた時の昼間の気温は5~7度台。あまり防寒対策を深く考えずに福岡に来てしまった事を反省していました。

 

博多駅から地下鉄で乗り継いで行き、ちょっと不慣れなことがあって予定の昼3時より20分ほど遅れて到着したものの、無事に目的地の香椎花園前駅に到着しました。名前の通り、駅に到着したらすぐ目の前にかしいかえんが見えたので驚きました。

 

来る前に「特にこれに乗りたい!」というアトラクションは考えてなかったですが、ひとまず最初は遊園地といえば定番の(?)観覧車に乗りました。遊園地に来たのはたぶん高校生の時以来でしたが、乗ってた観覧車がだんだん高く上っていくにつれ怖くなってきて、「観覧車ってこんな怖い乗り物だったっけ?」と思いました。子どもの頃はそんな事感じてなかったんだけどなあ・・。

 

観覧車を乗り終えた後は、他のアトラクションは子ども向けのものが多そうに見えて、しばらくはどの乗り物に乗ろうか迷っていましたが、空のドライブという、地上から高いところに配置された長いレールの上を、自分でアクセルとブレーキを使って車を運転しながら一周するアトラクションで遊びました。これもスリルはありましたが長い時間遊べて楽しかったです。

遊園地に来たものの、遊んだアトラクションはこのくらいでした。本当はジェットコースターにも乗りたかったのですが、この日は気温が低かったため運休していました(気温が低いとなぜジェットコースターに乗れないのかは、考えてみたけどはっきりした理由が浮かばなかった)。

 

その後は少し寒さに身を震わせつつも、園内の様々な場所に植えられた色とりどりの植物や、園内で悠々と過ごすシルバニアのうさぎを観て回っていました。かしいかえんの正式名称は「かしいかえん シルバニアガーデン」で、家の模型やうさぎの人形で有名なシルバニアファミリーとタッグを組んでお客さんを楽しませていました。

シルバニアファミリーは子どもの頃にドラえもんのCMで観て知っていた程度でしたが、シルバニアの色んなグッズがたくさん並んだショップがあって、その中でシルバニアの家や道具類やほか色んな生活雑貨のグッズをじっくり観察していると、こんな世界もあるのかと感動していました。

個人的に、このかしいかえんに来る前に一番注目していたのは、名前の「かえん」の通り、アトラクションよりはフラワーガーデンの方でしたが、シルバニアファミリーも楽しかったです。かしいかえんは昨日の30日に閉園してしまいましたが、その前に一度訪れておいて良かったと心から思いました。

 

旅行に行ったのは家族で長崎の島原へ行った時以来4~5年ぶりくらいでしたが、いろいろと新しい気づきがあったり、心地よい気分転換になったりして、たまには旅行するのも良いものだと思いました。今度はできればコロナの心配がすっかり無くなった後に行きたいです。でもまた冬に行くなら、次こそは防寒対策に失敗しないよう気を付けるように。

 

かしいかえんで撮った写真ギャラリー】

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かしいかえん入口前

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観覧車の頂上から撮影した園内の全景

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花と植物が迎える園内の長いアーチ

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園内を散歩してると出会うシルバニアのうさぎたち

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通路の脇で健気に育つ色とりどりの植物