ヨッシーのメモ帳

日々の生活での出来事を書いたり、趣味について考えたことを書いたり(の予定)。

2010年代の自分を振り返る

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

今年は2020年。去年の年明けは毎年通りで特に感慨深いものは無かったと記憶していますが、今年の年明けは格別で、ついに長かった2010年代が終わってしまい、令和の新年とともに新しい時代が始まった、というのが一番の実感です。

 

2010年代を迎えた十年前の年明けを思い起こしてみると、あの頃はどんな事を感じていたのか…。当時は18歳で、翌月の志望校の大学受験に向けて予備校で勉強を頑張っていた時期でした。

それから4月に志望校へ無事に入学でき、翌年には晴れて成人になりました。奇しくも成人の日と自分の誕生日が重なっていたので、自分が大人になった記念日を成人式でお祝いしてくれる、という幸運に恵まれました。

しかし、その翌年に21歳の誕生日になった時は、昨年までの誕生日の時に感じていたような喜びが薄くなってる自分に気が付いたのを覚えています。それまで私は、周りの大人が自分が年を取るのをあまり喜んでいない様子を不思議に見ていましたが、その時になって初めてその気持ちがよく分かりました。これからは毎年をもっと大切に過ごしていこう、という思いが強くなってきました。

 

さて、大学では大学院の時代も含めて7年間過ごしました。その間に、とある学習塾にて人生初のアルバイトを始めました。主な仕事内容は、生徒が解答して提出した答案の丸付け。軽い気持ちで始めたバイトでしたが、やりがいのある仕事だと思うようになり、結局大学生活が終わるまで6年半も続けてました。

本業の大学での学業は、(私の怠慢が一番の原因で)満足なところまで出来ず少し悔いが残るものでした。良くも悪くも自分の性格が存分に行動に表れたキャンパスライフでしたが、大学以外の場では中々できないような学びや経験・発見は多くでき、それらは今の自分の糧になっていると強く感じています。

 

2010年代の私の人生は、この大学生活とバイト生活で大半を占めました。2017年3月に大学を出て、小学生の頃から続いていた学生生活がついに幕を閉じました。

 

その後は職業研修を受けた後に企業に就職し、社会人としての第一歩を踏み始めました。これから何十年もこの会社で勤めることになる…と、今後の自分の長期的なキャリアを想像していたら、想定外の事が起こりました。訳あって、わずか10ヶ月の在職期間で退職することになったのです。

まさか、退職することはあっても、こんなにも早い時期になるとは夢にも思っていませんでした。

 

退職後はしばらく他のバイトをしながら就職活動をし、一昨年の9月に2社目の企業に入りました。

ところが、ここでも長くは続いてくれませんでした。もともと12月までの4ヶ月間の契約で勤め始めてたのですが、私と企業側の両者が希望する場合は、その後も延長で契約が続くことになっていました。しかし残念ながら当初の契約期間で終了してしまいました。

 

率直に言うと、立て続けに退職する結果になったのは、一つは不運な面もあったと思います。でもやはり、一番の原因は自分の至らなさだったなあ…と強く思います。

 

他の人にはできる当たり前の事が、自分にはできていない…。日々苦しい思いに陥ることがよくあった、あの頃の学生生活は何だったのだろう…。

 

また別の会社に入れたとしても同じ事の繰り返しになるのを恐れました。過去2社とは違う他の職業が自分は向いているのでは?とも感じ、何百種もの職業が紹介されている本を一読しながら、自分に合う他の仕事を探したりもしていました。

 

さて、それによって長い期間考えに考えて出した結論は、結局その時までの実務経験を生かして、これからも同じ職種で人生をかけてキャリアを積んでいこう、というものでした。長い間思い悩んでいたので、もっと違う中身の決意が生まれると思っていたのですが、それは短時間しか考えなくても出てきそうな平凡なものだったので、少し拍子抜けしてしまいました。でも、今後の自分の人生の行方を決める重大な決断なので、十分に時間をかけて考えた甲斐はあったと思います。

 

途中からバイトをしながら取り組んでいた2度目の転職活動は、志望していた企業3社から良い知らせをもらえなかった事を初め、順調なものではなかったですが、ついに先月の12月、4社目の志望先企業から内定をもらうことができました。来月の2月から、3社目の会社で働き始める予定です。

就業場所については、私の実家がある熊本だけでなく、何年かの期間は福岡になる可能性もあるとのことです。どちらの地域になるかは、再来週までに担当者の方から通知を受け取る予定です。私は生まれてから今までずっと熊本県外を出て生活したことがなく、また一人暮らしも体験した事がないので、新しい刺激を得られる福岡が良いなあと希望しているのですがどちらになるか、ドキドキしているのが現状です。

 

2010年代の自分の人生について、簡単に振り返ってみました。皆さんもこの年始の機会に、過去十年の間に自分はどんな経験や体験をしたのか、どんな事があったのかを振り返ってみてはどうでしょう?

 

新しい2020年代は、どんな人生を過ごしていく事になるのでしょうか。私の事については、仕事と趣味がどんな進展を見せていくのか…? 今の趣味が深まっていくのは間違いなさそうですが、何か現時点では想像できないような新しい趣味ができて、それにもハマっているかもしれません。

また、周りの人々との間のつながりはどう変わっていくか。貴重な新しい出会いが生まれた事を嬉しく感じることもあれば、誰かとの別れを経験して寂しくなることもあるはず…。でも、そういう経験もきっと、長い目で見れば自分を強くしてくれると信じます。

 

何より、健康面についてはどうか? 幸い、昨年までの十年間は大きな病気やケガは何も無く過ごすことができました。ただ、冬はたまに風邪を引いたり、昨年は虫歯の治療をしてもらった事もあったので、今後は今以上に健康への意識を上げていきたい。

 

2010年の年明けの頃にも、今後十年の自身のイメージを想像していた覚えがありますが、順風満帆なイメージに反して波乱の多い十年になってしまいました。今年の場合は、十年前とは違ってそこまで長いスケールの先の自分を想像するのは難しいです。でも少なくとも、今後十年は波乱の展開になるのは抑えめにしたいと思います。

 

まず、今年一年がどうなるか? 理想のイメージを頭の中に思い浮かべて、それに向かって日々を頑張っていきたいと思います。